せらす果樹園通信 Vol.35 訪花昆虫がやってきた!




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自称「ブルーベリー栽培マイスター」
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せらす

こんにちは、せらすです。

2018年度のブルーベリーの開花から3週間ぐらい経ちます。
ここのところは天候が安定せず、なかなか訪花昆虫がきてくれませんでしたが、ようやく天候も落ち着いてきたようです。
まとまった数のハナバチを見かけました。


体のあちこちに花粉がついていますね。
ハナバチは採蜜の際に、花粉を体に付着させ運んでくれる「送粉者」となってくれます。

ハナバチに限らず昆虫の同定は難しいです。亜種や地域性による種類も含めると膨大な数になります。昆虫は専門でもありませんし、間違った情報を書いてしまうと申し訳ないので、同定はしないことにしました。

上に紹介した黄色がかった個体と、もう1種類いるようです。

若干灰色がかった個体です。どちらも数十匹は飛来しているようでした。
作業していると飛行音がワンワンとうるさいです。

ハナバチがなぜブルーベリーの受粉の媒介に適しているかというと、その長い口吻(こうふん:舌とノドが合体したようなもの)のためです。
ブルーベリーの花は壷形になっています。長い口吻がないと蜜や花粉を集められません。

飛行中は口吻を開いたり閉じたりしているようです。

体長は2~3cmなので口吻は1cm以上あるのではないでしょうか。

口吻が閉じている時はこんな感じに折りたたまれています。

ちなみに花冠に開いている穴は「穿孔盗蜜(せんこうとうみつ)」によって開けられた穴です。

ハナバチの全てが口吻が長いわけではなく、口吻が短い種類もいます。
そういった種類のハチは花冠に穴を開けて採蜜する事もあります。

このような採蜜(穿孔盗蜜)は盗蜜と呼ばれています。
咲いている花のサイズに対して、体長があまりにも大きいハナバチは「穿孔盗蜜」をよく行います。
このような採蜜行動は花粉や柱頭に触れにくくなるので受粉は成立しにくくなるようです。

営利栽培としては好ましくないのかもしれませんが、経験的には「全く結実しなくなる」というものでもなさそうです。
個人的には来てくれるだけで感謝ですけどね。

サファイアやスター、エメラルドのような極早生品種は結実のサインも出ていました。

写真はエメラルド。柱頭・花粉噴出孔・花冠が脱落し、子房が上を向いています。
これが受粉のサインとなります。

4月頭は天候不順に悩まされましたが、ここにきて訪花昆虫がたくさん来てくれました。
今年の収穫も大丈夫そうです。

それでは今日はこの辺で。

バイバイ!




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