2018.1/14追記:ブルーベリー剪定をまとめた新しい記事を公開しました。
→ブルーベリー 未来へつなげる基本の剪定術
こんにちは。
前回の記事でブルーベリー剪定の基本について紹介しました。
前回の記事→ブルーベリーの剪定 キホンのキ! |
その中で紹介した切るべき枝の6つ。
①交差枝
②平行枝
③徒長枝
④内向きの枝
⑤下向きの枝
⑥5cm未満の短果枝
今回はこれらについて詳しく補足していきます。
交差枝
このように交差している枝はカットします。
ここでどの枝を残すか迷う方が多いと思いますが、消去法で考えましょう。
残すべき枝は
- 上向き
- 外向き
- 徒長していない
- 充実した枝
上記に当てはまる枝を残すようにしましょう。
平行枝
平行枝もカットします。
基本的に上側の枝が充実していると思いますので下側を切りましょう。
もし迷ったら、先ほどと同じように「上向きで外側に向いている徒長していない充実した枝」を残します。
徒長枝
ここでは一例として丸で囲っています。
徒長枝の定義は栽培する植物によって異なります。
徒長枝とは
徒長枝(とちょうし)とは、樹木の幹や太い枝から上方に向かって真っ直ぐに長く太く伸びる枝を指す園芸用語。徒長枝は樹形を乱す上に花芽がつきにくいことから、無駄な養分の使用を抑えるために通常は樹木剪定の際に剪定すべき枝とされる。過剰な撒水や施肥、日照不足や高温などによって発生しやすい。
「徒長枝」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』最終更新 2013年5月31日 (金) 21:24
ブルーベリーにおいて徒長枝とは「枝が長く、果実が付くと垂れ下がるような枝」と、定義していいと思います。
このような枝は遠慮なく切りましょう。
内向きの枝
内側に伸びる枝はカットしましょう。
樹形が乱れる原因となります。
下向きの枝
水平より下に伸びる枝には良好な果実は付きません。
遠慮なくカットしましょう。
5cm未満の短果枝
このような短い枝にも良好な果実は付きません。
カットして充実した枝に養分を送ってもらいましょう。
まとめ
いかがでしたか?
前回の記事では分かりにくかった部分を紹介してみました。
剪定の目的は「樹形を整え、管理しやすく良好な果実を得るため」に行うものです。
「充実した枝があるから。良い花芽が付いているから。」で迷ってはいけません。
基本に忠実に剪定を行って、より良い果実の収穫を目指してください。
それでは今日はこの辺で。
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