こんにちは、せらすです。
前回に引き続き、刈った草を株元に寄せていく作業をしています。
個人的には、針葉樹のバークチップをトラックで運んできて敷き詰めるより、
干し草マルチの方が手間がかかんないと思います。
それに「針葉樹のバークチップは数年持つ」という所がネックになります。
敷いた年はいいのですが、翌年以降はバークの上から雑草が生えてきます。
しかも腐食途中であっても、針葉樹バークは「繊維質で固い」ので草刈り機に巻き込む事が多くなり、
余計な気を使ったり、からまったバークを取り除く手間が増えます。
シーズン使いきりの干し草マルチの方が、個人的には使いやすいと思うのです。
せらす果樹園の干し草マルチですが、
秋~冬に刈った草を通路の真ん中に置いて干しておきます。
程よく乾燥し、ブルーベリーが休眠から目覚めた頃に、乗用草刈機で株元に寄せておきます。
で、寄せたのがこの状態。
分かりにくいですが・・・
これをレーキで株元に寄せていきます。
こんな感じになります。
ふかふかの干し草マルチですが夏前には消えてなくなります。
グランドカバーとして「保湿や地温の維持」や「株元の雑草の抑制」、「有機物の補給」に伴う「微生物活動の活発化」・「土壌の団粒化」などの効果が期待できます。
一つ気をつけていただきたいのは、「干した草」を使う事です。
刈ったばかりの生草は分解が早すぎて腐食途中でアルカリ性に傾いてしまいます。
(詳しくは有機物の堆肥化・有機物分解あたりのワードでググってみてください)
生育に害がでる程ではないですが、「生草マルチ」はサッカーの発生が少なくなる印象です。
(土壌アルカリ化により根域が減少している?詳細不明)
干し草マルチであれば問題ありません。
もしよかったら皆様も試してみてください。
それでは今日はこの辺で。バイバイ!
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