※2017年度の評価はこちらをご覧ください。
→2017 品種・果実評価 ノーザンハイブッシュ編
おススメ!・・・と言うものの。
今回はノーザンハイブッシュということだったのですが・・・。
露地植え前提ではそもそも
ノーザンハイブッシュはおススメできません!
と、以前書きましたので・・・。
書くことがありませんw
・・・というわけにはいきませんので
暖地適正がある(だろう)品種をいくつかご紹介しますね。
チャンドラー
大きな果実がなる品種です。
2016年度に28mmの果実が収穫できました。
丈夫ですが収量は少なめです。
当園では趣味的な要素で数本植えてあります。
ブルーレカ
ニュージーランド品種で暑さに強いです。
とてもよく果実をつけますが実は小さめ。
生果出荷メインの当園ではあまり重宝しません。
2015年に数本残してリストラしました。
エリザベス
収量、実のサイズ、樹勢、いずれもそこそこ。
惜しむらくは果実が出荷向けではないこと。
果柄痕が湿っている系の果実です。
当園では受粉樹として植えてあります。
これだけは選んだらダメ!
残り全部ですけどねw
温暖化の影響か、開花、収穫時期が
どんどん前倒しになってきてます。
既存のノーザンハイブッシュは低地、低緯度では
非常に栽培しにくい品種群となってきました。
そのうえ、収穫時期が梅雨と重なる場合が多く
本来の味を発揮できません。
特に理由がなければ栽培しない方がいい、
というのはこういう事です。
とはいえ、大関ナーセリーさんの新品種を
いくつか試験栽培していますので
またご報告できればと思っています。
ノーザンハイブッシュを選ぶポイント!
・他の系統で代わる品種がないか調べよう!
・どうしてもノーザンハイブッシュを選ぶ時は
「樹勢」「丈夫さ」「耐暑性」「収穫時期」を確認しよう!
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