こんにちは、せらすです。
だいぶ暖かくなってきましたね。20度を超える日が珍しくなくなってきました。
これからの天候は暑くなるばかりなので、体調管理にも気を使わねばなりません。
一口に体調に気をつけると言っても何をどのように気をつけるか。
個人的な思いで言えば暑いのは超苦手なのでできるだけ涼しい時間帯に作業しようと思っています(寒いのが得意なわけではありません)。
ではどの時間帯が一番涼しいのか、何度ぐらいまでなら許容できるのか。
でも、これは人それぞれだし、天気や太陽が出ている時間帯にもよります。
学生の頃は「明け方が一番寒く、昼過ぎが一番暑い」と習いましたが、実際どの時間帯がそうなのか。
毎日ロガーで計測しているのでその辺を見てみようと思います。
雨の日を除いた温度の変移グラフです。
このグラフを見てみると当地における1日の一番寒い時間帯は6-7時となるようです。
逆に一番暑い時間帯は14ー15時のようです。
そして「暑くなるのは早く、涼しくなるのはゆっくり」な事も分かります。
違う言い方をすれば「7時間かけて最高温度になり、17時間かけて最低温度にもどる」という事になります。
さて、私の事で言えば、10度はないと寒いし、20度超えると汗をかきます。
午前中は9-11時半、午後は早くとも16時以降が作業に適した時間帯になるかな、と思います。
もちろん、時期や風の強弱で体感的には随分違ってくると思うのですが、こんな感じで一番作業効率が良いであろうと思われる時間帯を見つけるのも大切な事だと思います。
農業は外でやる仕事なので自然の影響をすごく受けます。
事務仕事など、屋内でできる仕事が他にあるのであれば、効率よく仕事ができるようにスケジュールを組んでみる事も大事だと思います。
しかし暖かくなったなと思いつつ直近では3/17の明け方に氷点下を記録しているのには驚きました。
夕方まで雨が降って、その後晴れて冷え込む、といったパターンなのですがまだまだ寒暖差が激しい季節です。
どうか皆様も体を大事にしてくださいませ。
さて、話は変わってブルーベリーの花芽の進捗について。
開花最晩成の品種も花芽が動いてきました。
去年紹介したかもしれませんが、SHスターは開花前から柱頭が突出しています。
この状態でも蜜は出ているんでしょうか?
受粉できる状態なんでしょうか?
訪花昆虫も受粉相手もいないので確認するすべはありませんが・・・。
開花と若葉の展開が同時に観察できるのはせらす果樹園ではサウスムーンだけです。
栽培は難しいですが、果実品質は素晴らしく、また独特な味わいなので手に入るようなら是非とも栽培をチャレンジして頂きたい品種です。
ちなみに枝や葉の表面に出ている白いものは肥料成分のようです。
暖かくなると木に含まれる樹液の流動が激しくなり、肥料成分が樹液と共に排出され不揮発成分が残留し固形化したもの、的なものらしいですが詳しいメカニズムは分かっておりません(この件はFacebookグループ参加者の方に質問をなげかけられ色々調べたのですがはっきりしたことはわからず)。
とはいえ、重要なのは「何が発生したか?」ではありません。
これがブルーベリー栽培に致命的な影響を及ぼすのか、それとも無視できるレベルなのか。
経験的な結論で言えば、これが発生したからといって、枯れた事はありません。
ただ、この症状は施肥の量に対するシグナルとも読み取れますので、大量に発生した場合は施肥の量を調整するなどの対策が必要かと思います。
そういう意味で言えば「多少出る」ぐらいが施肥のベストな量なのかもしれません(個人的な見解です、間違ってたらすいません)。
さて、先日も紹介しましたがせらす果樹園ではFacebookグループを作成しています。
詳しくはこちら→Facebookグループ「せらす果樹園ブルーベリー栽培教室」メンバー募集
期間・人数限定で募集しております。興味がある方はお気軽にご参加くださいませ。
※無料モニター募集は終了しました。
それでは今日はこの辺で。
バイバイ!
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