せらす果樹園通信 Vol.21 チャンドラーの出来を楽しむ




こんにちは、せらすです。

 

自分はこの時期が一番楽しみな時期です。
何故かと言いますと、完全に趣味で数本植えてあるNHチャンドラーが成る時期だからです。

 

チャンドラーとは

1994年発表 NHダロウ×M-23(NHバークレー系統)

ノーザンハイブッシュ系統で、かつては世界最大果が成ると言われていたブルーベリー品種。現在はラビットアイ・タイタンが世界最大果がなる品種と言われているようです。

 

世界最大果が成るのが売りのチャンドラーですが、収量もそこまで多くはなく、シーズン通してサイズのバラつきが大きいので生産出荷には向いてないのが難点でした。

ぬこ
バラつきが大きいと出荷できないの?

せらす
規格っていうのは品種とサイズだからね。
いくら大きいのが取れても1パックにもならないんじゃ出荷できないの。

ぬこ
なるほどね。で、毎年どうしてたの?

せらす
もちろん俺が食うに決まってる。

ぬこ
・・・。

 

というわけでせらす果樹園産のチャンドラーを早速見てみましょう。

はい、これがチャンドラーです。
めちゃくちゃでかいですね。

早速収穫して比較してみました。

約30mmほどあります。
ちなみに500円玉の直径は26.5mmですので、それよりだいぶ大きいです。
参考までに真ん中はミレニア22mm、右はサウスムーン20mmです。

ブルーベリー協会では

~11mm
12~15mm
16~19mm
LL 20~24mm
3L 25mm~

と決めているようです。

サイズは大体4mm刻みなんで、このチャンドラー場合4Lでしょうか。

毎年この時期にできるめちゃくちゃ大きいチャンドラーは数が揃わず出荷できないので、全て自分で食べていたのですが、今年は28mm前後のチャンドラーがまとまった量を収穫できました。

明日(2017/6/24)お世話になってる「道の駅 湖畔の里 福富」に数パック出荷してみようと思います。

 

ぬこ
少しだけ大きいのが取れても微妙なのね。

せらす
うんうん。生産者としてはL~2Lサイズをたくさん作る方が安定した品質を提供できると思う。

ぬこ
じゃあなんでこの品種を植えてるの?

せらす
もちろん趣味なんだけど、最大果を安定して作る取り組みも研究したいからね。

現在の世界最大果がなる品種はREタイタンと言われていますが個人的には食感と味が好きにはなれません。
ブルーベリー栽培仲間の中でも評価は低く、裂果しやすいとの報告もあります。

 

ぬこ
やっぱりおいしいと思えるものを作らないとね。

せらす
うんうん。(もぐもぐ

ぬこ
裂果しやすいと商品にならないしね。

せらす
うんうん。(もぐもぐ

ぬこ
・・・引っかくわよ?

せらす
うんうん。(もぐもぐ

ぬこ
キシャアアアアアアアア!!!
バリバリバリバリ!!!

せらす
ギャアアアアアア

 

というわけで簡単ですが今日はこの辺で。

バイバイ!

 




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