農家に必要な貯金額とか言うけれど
脱サラする人が一番心配しなくてはいけないのは目先のお金でしょうか。
この辺が見えてないと脱サラはできないかもしれません。
実際問題として農家を始めて2~3年はまともな収入はありません。
巷で言われている脱サラ農家を目指す際の必要な貯金額は1000万だとか。
ですが脱サラ農家を目指して1000万貯めるなんて事は難しいと思います。
現に私もそうでした。
ほとんど着の身着のまま農家をはじめました。
ですが退職金や失業保険、使えるものは何でも使いましたし、
いろんな申請もして税金もかなり優遇されて、なんとか生活できていました。
出来る事は前倒しに
重要なのは預金通帳の貯金額だけではなくて
サラリーマンを辞めていかにスタートダッシュを決めれるか。
そこだと思います。
2~3年収入がないなら
脱サラ前、2~3年前に農家をはじめましょう。
多くの企業は副業を認めていないと思いますが、収入がなければただの趣味です。
今、流行の「半農半X」というスタイルですね。
もちろん問題はあります。
週末だけしか作業ができませんし、休日も畑の管理だけで終わってしまうかもしれません。
ここは踏ん張ってサラリーマンを辞めて2~3年間の無収入の期間をできるだけ減らすように努力しましょう。
特に、果樹園などは更に時間がかかります。
収穫するまでの期間が長いだけではなく、出荷や販売などのノウハウも身につけるまで数年かかります。
こういった期間の内に食いっぱぐれて失意の内にサラリーマンに戻る方も少なくありません。
(戻れればまだいい方。多くの方は転職に苦労します)
こういった事にならないように収入があるうちに出来ることはやっておく事が重要です。
まとめ
貯金はできなくても農業キャリアを積むことは十分可能です。
そして農家になった時のシミュレートもできます。
サラリーマンの内にできる事、探してみてください。
そしてそれを経験しておく事があなたの農業をよりよいものに変えてくれるはずです。
今回のキーワード
・貯金額だけが脱サラの成功を決めるわけじゃない!
・前倒しに農家を経験して、脱サラのスタートダッシュを決めよう!
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