こんにちはせらすです。
農地を取得するまでの道筋は見えてきましたでしょうか?
ここからは栽培する作物によって具体的な手段は変わってきますので「園主の回想録」のような内容となります。
ご承知ください。
農地をゲットして
自分が農地を取得したのは2011年でしたが、農地を手に入れたからと言ってすぐブルーベリーを植えるわけにはいきません。
ブルーベリーを植えるまでに、「土壌の質」や「成分調査」、「水はけのチェック」などを行っています。
そして、全面草刈りをして畑の造成。
春頃からレイアウトを構想し、夏ごろから始めた一連の調査や作業を経て、2011年の冬にようやくブルーベリーを植えつける事ができました。
知識がないと判断できない
ここで問題なのはやはり、前もって知識がないと
- 土壌の質、成分調査や水はけはOKなのかNGなのか?判定する基準は?
- ダメだったらどのようにアプローチするのか?
- それらを踏まえてどのように造成するか?
このあたりが判断できません。
自分の一番最初の畑は「記念すべき初のマイ果樹園」なのですが
今の自分だったら「絶対こうは作らないな~」という果樹園でもありますw
特に防鳥ネット。
見よう見まねで、1人で手作業で作りました。
もちろん機能はしますが、もっと効率が良い構造にすればよかったなと思っています。
アドバイスをするとしたら
元水田跡
水はけチェック。排水が悪いようなら畝を作りましょう。
元畑跡
残留肥料がないかチェック。成分調査で確認してください。あまりに汚染されていたら雑草を1シーズン放置して吸わせる事も良いかと思います。
成分調査
ここでのphはあまり気にしなくていいです。腐食や透水に関する項目を見たほうがいいです。
ブルーベリーは植栽する場所を集中的に土壌改良しますので、土壌改良だけではどうにもならない部分に注目してください。
防鳥ネット
露地植えで営利栽培するのであれば、防鳥ネットありきのレイアウトを考えてください。
ネットは既製品を利用するスタイルが安くつきます。高くつく特注品を注文するハメにならないように気をつけてください。
最後に
農地を借りるまでが一苦労・・・ですが、借りてからが本番です。
ここで迷うことなく・失敗することなく判断するためにはやはり知識と情報収集が必要です。
経験がないのは仕方ありません。
ですのでしっかり事前に策を練ってから造成に取り掛かってください。
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