こんにちは、せらすです。
久しぶりに風邪を引いてしまい、ノドも頭も痛い状況。
ブログ更新できずにすいません。
畑へは毎日行ってますので近況を報告しますね。
マルハナバチ
今までの訪花昆虫はハナバチ・ミツバチの仲間が多かったのですが、
ここにきてマルハナバチがたくさん来るようになりました。
クロマルハナバチ
クマバチに似た大きめのマルハナバチです。
最近ではイチゴやトマトのハウス内での受粉用に巣で販売されているようです。
国内在来種といえどハウス外に出てしまえば生態リスクは存在するわけで
- 確実に密閉されたハウス内で使用すること
- 使用が終わったら処分すること。
などなど、聞いてると少し悲しくなってしまうような利用がなされています。
(批判しているわけではありません)
野生のマルハナバチを大事にしていければいいな、と思っています。
ハイイロマルハナバチ
やや小ぶりのマルハナバチです。
分布は限られているようで、
- 北海道:ニセハイイロマルハナバチ
- 北陸・東北:ホンシュウハイイロマルハナバチ
- 信州以南:ハイイロマルハナバチ
との事らしいです。
せらす果樹園では開園当初からお世話になっています。
以外とレアなマルハナバチらしいですが・・・。
吸蜜孔
これはクマバチの仕業です。
体が大きく、舌が短いために花冠に穴を開けて蜜を吸っています。
これは盗蜜になるのではないか?という見方もあるようですが
クマバチは体が大きく、花を揺らしながら吸密するので花粉をちゃんと運んでくれるようです。
ちなみにこの穴は他の昆虫も使います。
小さな訪花昆虫がこの穴を使った場合は盗蜜になるのかもしれません。
開花状況
気温が一気に上がったせいか、たくさんのブルーベリーが開花しました。
ラビットアイ オンズロー
4/17に開花しました。
毎年の事ですが、オンズローは奇形花が多いです。
受粉には問題ないようですが。
味・サイズ共にラビットアイの中ではトップクラス。
残念な事に、収穫時期が夏休みのど真ん中になってしまうため、
出荷しても旧品種の中に埋もれてしまいます。
(せらす果樹園では品種名を明記して出荷しています)
ラビットアイ ディライト
4/17開花。ディライトは受粉木として植えてあります。
味もサイズもそこそこ。ただし、病気にかかりやすい傾向があります。
人間が食べても害はないらしいですが。
せらす果樹園では出荷していません。自家用にジャムなどを作っています。
ノーザンハイブッシュ チャンドラー
4/18に開花しました。純白で大きな花冠が特徴です。
以前も書きましたが、最大果こそ大きいですがバラつきが大きいので
規格出荷しにくいです。
ラビットアイ オクラッカニー
4/19に開花しました。
味はまぁまぁ。実のサイズにバラつきが大きいです。規格出荷は難しい印象です。
剪定の仕方で改善できるかもしれません。今年は去年より剪定量を増やしています。
ノーザンハイブッシュ オザークブルー
4/20に開花しました。
ノーザンハイブッシュ最後の開花です。
味は最高レベル、実のサイズもまぁまぁ・・・なのですが、
収量は少なめで、いかんせん栽培に手間がかかりすぎます。
枝が柔らかく、添え木をしないと実の重さで枝が曲がってしまいます。
成長も遅めで土壌に対する要求度も高め。
他にもおいしい品種はありますし、無理して栽培する理由は見当たらない・・・
というのが正直なところです。
いつもの表
咲き始め (一番花) |
開花時期 始まり |
開花時期 終わり |
|
サファイア | 3/24 | 3/27 | |
ミレニア | 3/25 | 4/4 | |
スター | ↑ | 4/10 | |
レガシー | ↑ | ↑ | |
ニューハノーバー | 4/3 | 4/16 | |
ベッキーブルー | 4/6 | ||
ブリジッタ | ↑ | ||
サウスムーン | ↑ | 4/20 | |
エメラルド | 4/9 | ||
クライマックス | ↑ | ||
ブライトウェル | 4/10 | ||
サンシャインブルー | 4/14 | ||
エリザベス | 4/15 | ||
オースチン | 4/16 | ||
オンズロー | 4/17 | ||
ディライト | ↑ | ||
チャンドラー | 4/18 | ||
オクラッカニー | 4/19 | ||
オザークブルー | 4/20 | ||
ホトケノザ 3/14 タネツケクサ 3/14 ツクシ 3/21 オオイヌノフグリ 3/25 ムラサキサギゴケ 3/27 タンポポ 3/29 ヘビイチゴ 3/30 ノミノフスマ 330 カラスノエンドウ 3/30 スミレ(白)4/9 |
(2017年 広島県平野部において)
最後に
今日はちょっと写真多めになってしまいました。
以前も言いましたが「写真は資産・カメラは農機具」だと思っています。
ぜひカメラを片手に園芸・ガーデニング・農業に取り組んでみてください。
こういった記録を残すということは、間違いなく皆様の財産になると思います。
それでは今日はこの辺で。
バイバイ!